大十株式会社

Case 和歌山事業所

製造工場様JIT(Just In Time)納品対応における門前倉庫運用構築

課題
製造工場様の生産体制に影響を受け、
・24時間内の時間指定や製造遅れ、納入時間の変更等による時間調整・キャンセル
・納入貨物自体の変更が発生
等の課題があった。

背景として下記の要因が考えられた。
・深夜帯の納入指定時間が短いタップ時間でスケジューリング化されている
・納入時間変更による運行車両の待機時間の長時間化
・急な製造の変更等による納入輸送自体のキャンセル及び変更貨物の配送手配

結果的に、遠方より製造工場へ納入する場合、時間管理、キャンセル対応など配送リスクが高くなっていた(トラックドライバーの運行管理上、時間管理に大きく影響していた)
成果
製造工場様の近隣地に「門前倉庫」を設置する
・「門前倉庫」を活用し、事前に製造計画に必要な「原料・資材」を倉庫保管、一時ストックしておく
・納入時間に合わせて「門前倉庫」より出荷、配送を行う(24時間体制)
・製造に遅れ等の時間調整の必要性が生じた場合には、出荷計画を即時訂正
・急な製造計画の変更等が発生した場合にも、瞬時に出荷変更を行う
・配送上、近距離で24時間納入配送を行うが、運行管理上の時間管理達成

各「原料・資材」メーカー様からの引取り輸送を行い「門前倉庫」にて受入れ
・全国からの引取り輸送の取組みを行い、生産計画に沿った受入れの達成
・待機時間、急な変更貨物の運行を回避することでドライバーの運行管理を向上

製造工場様に対する安定した「原料・資材」の供給が達成された

導入前/配送導線

導入後/配送導線

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